体幹を鍛えるため購入したバランスボール。
数回座って片足あげたり腹筋したりしてみましたが効果がよくわからず「あっ」と言う間に部屋のオブジェになっていました。
部屋の隅に置いてあっても結構な大きさ。球なので上に物を置くこともできず完全にデッドスペース。
しかしいつ急に使いたくなるかわからないので空気を抜くことはできないでいました。
そこで思いついたのがデスクワーク用の椅子として使うことです。
椅子に座ってるだけで筋トレになりダイエットにもつながるとなれば一石二鳥です。
ということでさっそく使ってみました。
「3つのメリット」
「3つのデメリット」
目次
バランスボールを椅子に使うときの注意点。
バランスボールには様々な大きさがあります。ざっくりわけると45cm,55cm,65cm,75cmの4種類ぐらい。
普通は自分の身長を元に適切なサイズを選びますが「椅子」として使うとなると話は別です。
大切なのは「デスクの高さとのバランス」です。ちなみに私は直径75cmのバランスボールを使っています。
サイズは大きいですが座ると体重分沈み込むので実際には床から55センチぐらいの高さになります。
空気を入れて座ってみて高ければ空気を抜く、低ければ空気を入れるという感じで自分に合った高さに調整します。
さて、ここから使ってみて感じたメリットです。
メリット(1)姿勢が良くなる
バランスボールは背もたれがないので自然に姿勢がよくなります。
もたれることができないので無意識に体の重心をキープしながら座ることになります。
しばらく座っていると背筋が痛くなってきます。背筋を使ってる使っている証拠ですね。
メリット(2)腰痛になりにくい
腰痛の原因は姿勢の悪さの場合が多いといいます。
椅子にもたれかかり猫背姿勢で仕事するのは楽ですが身体の姿勢を維持する腹筋や背筋が弱くなってしまいます。
その点バランスボールに座り続けるには腹や腰の筋肉を使わなければいけないので筋力が付きます。
筋力がアップすることで腰痛になりにくくなるといわれてます。
メリット(3)眠くならない
昼食後30分辺り、眠いですよね。特に今の時期ポカポカ陽気がさらに眠気を誘います。
普通の椅子なら寝ちゃうとこですがバランスボールは眠れません。
厳密にいうと「眠くなるけど眠れない」です。寝たら倒れちゃいますからね(^_^;)
眠い時にはバランスボール椅子が良さそうです。
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では次、デメリット3つです。
デメリット(1)高さ調整が大変
椅子と違ってバランスボールは座る位置を決めるのに苦労します。しっくりくる位置に合わせるのに多少時間がかかります。
しかししっくりとくる位置でずっと同じ姿勢でいると腰や背筋に痛みがでるので姿勢を変えます。前側に座ったり後ろ側に座ったり、バランスボールの上で正座してみたり。
でもスタンダードな姿勢で高さ調整しているので座り方を変えるとデスクとの高さが合わなくなります。
特に正座、足の部分が高くなるのでかなり座高が高くなってしまいます。
デメリット(2)落ち着かない
丸くて不安定なバランスボールを椅子として使っているので常に動いてます。
足をついている場合はまだいいですが、正座すると常にフラフラとバランスをとるために動いています。
思考の何パーセントかは姿勢制御に割り振られてしまうため仕事に没入できなかったりします。
デメリット(3)疲れる
長時間バランスボールを椅子として使うと疲れます。
バランスボールは弾力のあるゴムでできています。そのため姿勢を決める時も立ち上がるとき滑らないので結構苦労します。
デスクから離れた本棚の本をとるのや、落としたペンを拾ったり、蓋つきゴミ箱にゴミをすてたりするのも都度姿勢を変える必要があるので一苦労です。
まとめ
今回はメリット、デメリットそれぞれ3つずつ紹介しました。
バランスボールを椅子として使うのは悪くはありませんが長時間になると不要な疲れが蓄積します。
わたしはこの一カ月ほど毎日10時間ぐらいバランスボール椅子で過ごしていました。
そのせいなのか最近、今まで感じたことがない疲労が溜まっているように感じます。
ちょっと疲労の原因を切り分けるためにもバランスボール椅子の利用はしばらく一日3時間程度にしてみます。
眠気覚ましには最適なので使うなら昼食後に設定するのがベストですね。
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