なんなのだろう?
意味がわからないけど面白いという漫画は色々あるが、この漫画もその一つ。
それは吉田覚(よしださとる)著の「働かないふたり」である。
ザクッと内容を説明すると、ニートの兄妹の日常生活をつづったものだ。
それはもう淡々と淡々と・・・
家に引きこもりゲーム三昧の兄妹。
兄の守は読書好きで知識あり、友達あり、車の免許ありとニートの割にそこそこスペックが高く、妹からニートのエリート「エニート」と呼ばれている。
妹の春子は対人恐怖症で身なりにも気を使わない(まぁ引きこもりのニートだから当然といえば当然なのだが)だけでなく、時々おしっこを漏らしちゃう残念な子、でも可愛くて胸が大きい。
基本はこの二人の会話を中心にストーリーは進行するのだが、良い意味で内容が薄くてくだらない。時々ツボにはまる話がある。
一つのストーリーは短くてテンポが良いのでサクサクと読み進んでしまう。
そんな二人の両親は、理解力があるのかないのかよくわからない父親と、家族の中では一番まともで引きこもりの娘を外に連れ出したり働かせようと促す母親
兄妹は4歳違いで年齢は20代前半だと思うが、寛容な両親と良き友人に囲まれ幸せそうではある。しかしどうしてこのシチュエーションを漫画にしようと思いついたのかは謎だ。
でも、人気があるようですでに第7巻まで出ている。
私はレンタルコミックで見つけて借りたのだが、この兄妹の生活が少し羨ましく感じたのもあるかもしれない(^_^;)
どちらにしても、何も考えることなくまったりと癒されたいならオススメの漫画である。
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