パシフィック・リムが地上波初放送した。
巨大ロボ好きの私には最高に好きな映画の一つだ。
監督のギレルモ・テル・トロ監督が日本の怪獣映画やロボットアニメのファンであることは映画を観ればよくわかる。
自分の理想を現実の映像によって実現できるなんて本当に羨ましい。
そんなパシフィック・リムを観ると無性にやりたくなるゲームがある。
一番やりたいのがPS2のゲーム、「ギガンティックドライブ」

パシフィック・リムのように搭乗して操縦するのではなく、リモコンを使って遠隔で巨大ロボを操作するゲームなのだが、よくできているのがその操作感。
巨大ロボットな上、遠隔で操作しているのでリモコンで命令してから反応するまでタイムラグが発生する。
このもたつきを想定して操縦するのだが、慣れてくるとイメージ通り動かせるようになり快感度が増す。
ゲームは生身の主人公とロボの操縦視点を切り替えてミッションをクリアしていく。ゲームの当たり判定、生身の主人公が地上数百メートルから落下しても無傷で生きているなど、大味なところがあるのだがそれも引いても良くできていると思う。
同じくもう一つやりたくなるゲームが、同じサンドロットのゲーム「鉄人28号」だ

ゲームシステムはギガンティックドライブを基本は同じで、リモコンを使って巨大ロボを操作する。
ロボは基本的になんでも持ち上げることができ、ミッションによっては持ち上げて移動させたり、時には武器として投げつけることもできる。
鉄人28号は、横山光輝原作の有名なアニメだが、ゲームはアニメ放映当時の世界観で町は昭和の日本家屋が立ち並び、レトロな感じが漂う中で進行する。
このゲームに出てくる鉄人達はアニメより原作に近く、全長7~8メートルと小ぶりでギガンティックドライブにあった巨大感は無く、ちょっと物足りないが、ゲーム自体はギガンティックドライブより後にでているので、ストーリーモードをスキップできるなど細かい部分でユーザービリティがアップしていることを感じることができる。
こちらも主人公での行動と、ロボをリモコンで操縦するモードを切り替えながらミッションをクリアしていく。
どちらのゲームもどれぐらい売れたのかはわからないが、続編はでることがなくその後、サンドロットからも巨大ロボのゲームが発売されなかった。
しかしそのサンドロットから、NintendoDSの2画面を有効活用している巨大ロボゲームが発売された。
それが「超操縦メカ MG」である。

NintendoDSの画面構成を有効に使えるゲームシステムは好感が持てたが、残念だったのはポータブルゲームの宿命ともいえる画面サイズのせいで巨大感がいまいち出ていなかったことと、グラフィックがチープだったこと。
しかし、こんな魅力的なゲームを出すサンドロット、私が若かったら間違いなく面接に行っていたと思う。
パシフィック・リムの話ではなく、サンドロットの話になってしまった(^_^;)
でも今年の夏ごろにはPlaystationVRが発売になるので、是非今度はコクピット視点の巨大ロボゲームが出ることを期待したなぁ。
コメントを残す