以前は色々なセミナーに参加していました。
セミナーと言っても様々なものがあります。
わたしは大きく4つのカテゴリーに分けてます。
- ソフトやシステムなどの使い方講座系
- 興味ある業界でうまくやっていく方法論系
- 自己啓発系
- その道で成功者と言われる人の講演・講座系
役に立つセミナー順に並べています。
一番下にあるのが役に立たないセミナーということです(-_-;)
1.ソフトやシステムなどの使い方講座系
これはもう独学で使い方を調べるより数倍メリットがあります。
使ったことがないソフトやシステムの使い方を習うだけでなく、現在使っているソフトなどでも知らなかった機能や役に立つ使い方を知ることできます。
また講師に質問ができる場合、自分のやりたい事を話して一番効率的なやり方を教えてもらったりできます。
2.興味ある業界でうまくやっていく方法論系
これはその時の講師によってかなり得る情報が変わるセミナーです。
「業界全体」という大きな話から始まるのは同じですが、その後の内容で差が出ます。
(1)リアルタイムで現在実際に活用できる方法を話してくれる講師
(2)過去の成功例と自分の経験のみ話す講師
前者の講師は得るものがありますが、後者の場合情報が古くて使えない場合があるからです。
3.自己啓発系
これはわたしは参加しませんが強く否定はしません。
実生活で抑圧されてネガティブ思考になってしまっている人が、閉ざされた空間で数日間という限られた時間だけでもポジティブ思考になるのはガス抜きとしてならありかな?と思うからです。
ただ、実生活に戻ったとき、周りの人が理解無い場合、その反動のぶり返しが大きすぎてよりネガティブ思考になる場合があるので注意が必要です。
4.その道で成功者と言われる人の講演・講座
さて、問題はこれです。
今まで聴いてきた同様のセミナーのほとんどが聴いても役には立たない「時間の浪費」だと思いました。
これは聴く側がそのセミナーで何を得たいかにもよりますが、わたしの場合は成功者の話を聴いて今後の方針に対する参考にしたいと考えていました。
でもその考えだとまったく役に立ちません。
理由は簡単
「成功者」と言われる人の話は「再現性のない自慢話が9割」だからです。(^_^;)
彼らはのほとんどは自分の成功談を自慢話として話すことで自己の存在欲求を果たしてるように感じます。
大体、セミナーができる時間があるという時点ですでに時間に余裕があるわけで、自分が現場に居なくても稼げる環境ができてるわけです。
その人たちがどんな苦労をしてたとしても、どんな過酷な環境から現在に至ったとしても、聴いてる側にはまったく参考になりません。
「勝てば官軍」という言葉通り、成功者として勝っている人は過去話はどうとでもなります。都合の悪い事実があっても美談にねつ造すり替える事が可能です。
「生い立ち」しかり「人脈」しかり「その時の世界情勢」しかり「運」しかり。どんなに聴いても参考にはなりません。
それはその人が「成功した」という結論を裏付けるだけの情報であり、その過程で起きた事はすべて結末を盛り上げるためのネタにすぎません。
だって再現性ないんだもん。その成功者が行った選択はその人にとって良い方向に進んだというだけで、自分が同じような状況に陥った時にその成功者と同じ選択をしてもそれが成功に繋がるか失敗に繋がるかはまったく別の話です。
その人自身の「運」やそれまでの「行動」に起因するわけです。
また、成功者自身も、成功した後に思い出す過去の感情と、実際のその時の感情は同じではないでしょう。
なので、まったく今現在を生きる自分のための参考にはなりません。
私のような考えでセミナーを聴くならその時間使ってブログ書いてた方がましです(^_^;)
ただ、話のネタとして情報を得ることが目的の人だったら役に立つかもしれませんね。
なんてこんな曲がった感情で話を聴いてるから心に響かないんでしょうか。もっと素直にならないといけませんね(-_-;)
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