わたしの所有するミレニアム・ファルコンの中にガレージキットがあります。
アルゴノーツ社という会社が1994年に発売したものです。
1/144スケールなので大きさはバンダイやファインモールドと同じです。
アルゴノーツ社はすでに倒産してしまったようで、このガレージキットも新品を手に入れることは不可能になっています。
まぁでも作ることを考えると普通のプラスチックモデルのほうがいいですよ。
アルゴノーツ社製ミレニアム・ファルコン紹介
当時私はホビージャパンの記事で発売を知り速攻手に入れました。
本体部分がソフトビニールでクワッドレーザーや着陸脚などの細かい部分はメタルパーツです。
メタル製のクワッド・レーザー
メタル製のアンテナ、レーザー砲やアンテナの細かい部分はメタル製でなければここまでの再現はできなかったでしょう。
あとは着陸脚とそのハッチの部分がメタル製です。
肝心のディテールはエピソード6の大型プロップを元にしてあるというだけありよくできています。当時資料などは今と違って手に入らない時代だったのでその出来に感動したのをよく覚えています。
しかし、通常のプラモデルと違いガレージキットは作るのが大変です。
ソフトビニールの本体は購入時に変形していて沸かしたお湯に入れて形状復帰することから始める必要がありました。
でもどれだけ補正しても歪曲は修正できず上下のパーツが合わないため組み立てすらできませんでした。
結局、本体にセメントを流し込み形状を固定するという強硬策で作っています。
なのでわたしのアルゴノーツ ミレニアム・ファルコンは重いです(^_^;)
うまく作る方法があるのかもしれませんが、当時はネットなどもなかったので調べるすべがありませんでしたヽ(;´Д`)ノ
セメントにより本体は何とか形状を安定させることができましたが、セメントを使うスペースの無いフロントのノーズ部分に多少反りが出てしまっています。
最初は大丈夫だったんですがジワリジワリと時間をかけて反り上がってきました(T□T)
この記憶があるのでソフビ系のモデルには拒否感があるんだと思います。
でもそれを除けばすばらしいディテール、メタルパーツ使用による完成度の高さととても良いものです。
次に困ったのが塗装。どのように塗装すればよいかはパッケージ側面の写真2枚しか参考にするものがありませんでした。
カラーサンプルって書いてありますねヽ(;´Д`)ノ
この写真とミレニアム・ファルコンの資料を基に色を塗りました。
このとき、ソフビに塗料を乗せるために下地として使ったサーフェーサーが本体カラーにあっていると気が付いたのです。
なんでも体験してみるもんです。難題を解決する思考が何か発見するきっかけになるんですから。
ミレニアム・ファルコン1/144スケールを並べてみる
左からバンダイ製、ファインモールド製、アルゴノーツ製です。
おなじ1/144でもかなりディテールに違いがありますね。
一体成型なのにここまでの表現力があるのだからすごいですね。
コクピットはまぁこんなもんでしょう。
一体成型モデルとバンダイ版とを比較するのは酷です。
こうやってアップで撮るとどれも引けを取らないディテールです。
ちなみに左下がバンダイ、上がファインモールド、右下がアルゴノーツです。
アルゴノーツのミレニアム・ファルコンはスターウォーズシリーズの第7弾でした。
一番最初がストームトルーパーというチョイスはなんでなんでしょう。
結論から言えば、ミレニアム・ファルコンは最高ということなんですけどね(*^▽^*)
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