12月になって4日が過ぎた。師走にふさわしくバタバタしているBENです。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
セブン&アイ限定のファルコンの予約終了日があと2週間ちょいになりましたよ。
最小単位数値造形で世界トップレベルの「入曽精密社」製造の逸品!
スター・ウォーズ超微細加工アルミ製トミカ ミレニアム・ファルコン(フォースの覚醒)
「超微細加工」とは
3D形状のデザインを精微に実体化するとき、素材から一つ一つを超精密に削り出して作る切削技術の呼称。刃具の先端を最小数値で自在に制御しながら精密な加工を施す。素材、刃具、装置等への豊富な経験・ノウハウを必要とする。入曽精密にしかできない高度な切削加工技術。
まさに「下町ロケット」の世界そのままだ。技術大国日本ならではの製品だと思う。
最近、日本の技術が世界で再認識されてきているが、アルミの削り出しは、アルミの塊から形を削り出していくので、当然のことながら失敗が許されない作業だ。
というか、どれぐらい凄い技術なのかというのがわかるのがコレ。
実際のファルコンのサイズは(約)縦15mm×横76mm×奥行き56mmとあり、↑の画像にあるように手の平サイズだ。
これとほぼ同サイズに「トミカ スターウォーズ TSW-01 ミレニアム・ファルコン」と
「スター・ウォーズ ビークルコレクション ミレニアム・ファルコン」がある。
ビークルコレクションは開発協力がファインモールドなので、ディテールは食玩としては十分すぎると言っても過言ではない。
手に乗せるとこんな感じ、アルミファルコンとほとんど同じサイズなのがわかる。材質はABS樹脂なので、量産もしやすくある程度細かい造形も表現できていると思う。
しかし、アルミ超微細加工ミレニアム・ファルコンと比較してみると、アルミ削り出しの表現力と存在感はケタ違いだ。
逆に、トミカのファルコンのボディは亜鉛合金、トミカシリーズらしく金属ボディなのは評価できるが、対象年齢も低いこともありディテールとしての完成度はお世辞にも良いとは言えない。
このサイズを、世界に誇る日本の匠「入曽精密社」が手掛けると
こうなるのだ!!!なんていうか、芸術作品だ。
細かなディテールが(;´Д`)スバラスィ
以下、さまざまな角度から検証する。まずは後方部
入曽精密社製はリアエンジン部分も詳細に再現しているのがわかる。アルミという素材でこのサイズの表現ができるのが凄い
日本の匠はここまで表現できるのか!
次にクワッドレーザー部分、このスケールだとレーザー部分は数ミリの大きさになってしまう。
まぁ、対象年齢がね、低いからこの程度かな。
材質の問題があるし、あまりに細かい表現には無理があるのはわかる。逆にそれがなくてもこのサイズの表現は難しいだろう。
で、↓が「入曽精密社」のアルミ削り出しクワッドレーザー
ウソ?4連装砲塔がちゃんと表現されてる。サイズから考えると、砲身部分の太さは1ミリないと思われる。針ぐらい?
値段も値段なので、私も最初は購入するかどうかかなり躊躇したのだが、クワッドレーザーなどの細かい部分のこだわりと、そのデザインの緻密に惚れ込んでしまった。そこまで知ってしまったとき、すでにポチっと購入ボタンを押していた。
芸術作品と言っても過言ではない出来栄え
ミレニアム・ファルコン愛も当然あるのだが、芸術レベルの造形を知れば知るほど手に入れたくなった。
このファルコンをデスクに飾り、ふと息抜きの時に手に取り眺める。その緻密な造形にほれぼれしながらコーヒーを飲む。
ライフワークをリアルにイメージできるのは、多分このサイズにあるのだと思う。手のひらサイズというのはデスク上のスペース確保という意味からも仕事中の息抜きに眺めるサイズという意味からも凄く現実的なサイズなのだ。
アルミ製台座と保管用ケースがついているのもポイントが高い。
朝、デスクに座って引き出しに入れている保管用ケースからファルコンを取り出す。アルミの鈍い輝きを放つミレニアム・ファルコンを手にとったときの充実感を感じつつ1日のスイッチがオンになる。
この贅沢な感覚は他人と共有しずらいものだ。なぜなら、保有者でしか満たされることがない満足感だから。
また、ファルコンと言えばアシンメトリーが特徴だが、そのコクピット側から見るファルコンが結構好きだ。
どこからみてもかっこよい。早く欲しい。
しかし、予約締切が12月22日、その後、販売は4月12日と4ヶ月以上待たされるのは、その精密さと大量生産できない緻密さがあるためだというのは容易に想像できる。
時計やアクセサリーには興味がないが、大好きなミレニアム・ファルコンのアルミ削り出しはどうしても手に入れたい逸品だ。
あと、私はアルミの表面の質感が結構好きだ。普通の金属にはない、半マット感がたまらない。
ぜひ、一家に一基、子供にも受け継がれる逸品として欲しいミレニアム・ファルコンだ。
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