あまり時事ネタとか扱わないんですが、ちょっとここ最近世間を騒がしているSMAP騒動をみて、ちょっと感じた事などを少々。
先日の「スマ×スマ」でのSMAP生出演以降、SNSなんかでもジャニーズ事務所に対するネガティブキャンペーンが始まってますね。
今回のSMAP解散騒動は、SMAPの生謝罪まではジャニーズ事務所に軍配が上がりました。
ひと昔前なら、今までのスキャンダルと同じように、マスコミを使ったジャニーズに都合のよい情報操作で収束させることもできたかもしれません。
しかし、現在のネット社会では個人による「拡散」がマスコミより強い力を持つことがあります。
今回の騒動、何よりジャニーズが下手を打ったのは、SMAPの生出演の発言の切れの悪さと世間との認識のズレでしょう。
私は、ジャニーズ側が一番今回の生出演でSMAPに本当にさせたかった事は、
「ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってれた」というセリフ言わせる事だったんじゃないかと思っています。
ファンや世間にではなく、ジャニーズに対して「歯向かってスイマセンでした」と言わせることが、ジャニーズ勝利の決定打であり、ジャニーズ一族の憂さ晴らしであり、謀反失敗の見せしめとしてのつるし上げであったに違いないと。
ジャニーズ王国に歯向かうとどうなるかを公共電波を使って知らしめたかったのだと。
あの生放送、カメラ割りからしても、それぞれのメンバーが話す言葉はカンペで指示されていたと思います。
根拠としては、香取慎吾の最初のセリフが終わった後、しばらく間があいたのに、カメラはそのまま切り替わらず、次のセリフを待っていたこと。
あくまで私の想像なのだが、中居はリーダーでありながら下座に立たせるという見せしめをするとともに、最後に草彅に「木村のおかげでジャニーさんに許してもらえた」と言わせ、木村拓哉が締めの言葉をいうことで、新しいパワーバランスのSMAPを世間に認知させ、「ジャニーズ万歳!」とさせたかったのではないか。
しかし、ジャニーズ一族の世間との認識のズレは、元マネージャーのIさんを首謀者として、ただひとり切り捨ててしまったことで表面化してしまった。
社内でどのような軋轢があったのかはわからないが、この事態の収拾を第一に考えるならば、Iさんの役員辞任後、SMAP解散の騒動が社会問題として全世界の注目されているとわかった時点で、Iさんの退職を保留し、SMAP解散問題が解決するまでの数カ月はそのまま社内に置いておくべきだったろう。
まぁ、今回の騒動をみるにあたり、よほどジャニーズ一族の腹に据えかねる行動もあったようなので、Iさんの役員辞任から退職までのストーリを変更するなどということはジャニーズ王国の頂点に君臨する人たちにはできなかったとは思うが。
なんでも思い通りになる世界に住んでいるのだから仕方ない(-_-;)
しかし、Iさんが退職するにあたり、どのような取引(言い値の退職金とか)や、守秘義務契約(脅迫?)などがあっただろう、SMAPを育て上げた敏腕マネージャーともなれば、ジャニーズの闇も当然知っているはずだからだ。
もし、納得(できるわけないか(-_-;))した退職ではない場合、レジスタンスのように、自分以外の人間を使いジャニーズのネガティブ情報をネットに流すテロリスト行動に走ってもおかしくはない。
まぁ、その辺りジャニーズ事務所はたくさんのアイドルたちの闇をもみ消してきた実力はあるので、想定内かもしれないが・・・
現在、Iさんは所在不明と報道されていたが「自殺」や「行方不明」などという結末にはならないことを祈るばかりである。
まぁ、どこかの出版社がIさんをすで囲っていて、暴露本の執筆に入っていたとしても不思議ではないんですが。
しかし、今回の騒動、誰も得してないと感じるのは私だけだろうか?
人の噂も七十五日といいますが、国民アイドルの今回のスキャンダル。消えるには火の元が大きすぎそうだ。
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