油断大敵とはよく言ったものだ。
最近、その脇の甘さから長年培ったものを失くしてしまう人たちのニュースが続いて可哀そうになってしまった。甘利さんしかり、ベッキーとゲス乙女の川谷しかりである。何やらマスコミはゲスノートなどと揶揄し、連日報道していますが・・・。
自分の過去を再生することはできなかった甘利さん。TPP交渉の際はアメリカと対峙し心身的に疲弊しながらも日本のために尽力を尽くしてくれた甘利さん。マイナンバーカードの発表の時、ゲス乙女の歌を披露しおどけていた甘利さん。そんなひとが現金を手渡しでもらったということで経済再生担当相を辞任に追い込まれてしまった。
「ありがとう文春!」とお礼いってるのに追い打ちかけられたベッキー。赤裸々なLINEを開示されるという公開処刑。他人ごとではありませんがこれはキツイ、でも結婚してるのに妻に内緒で別の女性を実家に連れていくという行動には驚いた。それで本当に友人というなら二人とも常識の無さはピカイチ。まさにゲスの極みだ。LINEを盗み見たのが妻だったとしたら今回の追い打ちは仕方のないことかもしれない。
グットタイミングで両成敗という歌をだすゲス乙女。まぁ今回の件、情報漏れは彼の方みたいなのでベッキーは割を食った感ありますが、いい歌作るだけに今回の騒動は残念でならない。てか行動が浅はかすぎ、ツイッターでほかのアーティストをディスってたのとかもばらされて調子乗ってたツケを払わされたのかな。
でも、私個人としては「もういいじゃない」と思ってる。
金銭授受がバレた時点で相応の仕打ちは受けている甘利さん。日本の未来のために米国相手にTPP交渉を頑張ってくれました。結果は賛否あるでしょうが、政治家としての使命を果たしてくれたと思います。でも全部失ってしまった、あんなに頑張ったTPP交渉の署名式に参加できないのです。屈辱とか悔しさなんて言葉で表すことができないほどのドロドロした感情が今も渦巻いているでしょう。
昨日の味方が今日は敵になっているベッキー。日を追うごとに状況が悪化するのを肌で感じてるであろうベッキー。でもどうする事もできない。動くことも語ることもできず指をくわえて状況を静観することしかできないジレンマ。今まで味方だった人まで気が付いたら敵になっている辛さ。私も似たような経験があるのでその辛さは形は違いますがわかります。
だからもういいんじゃないかなぁ?十分後悔してるだろうし無くしたものは大きいだけじゃなく、今後ずっと背負う十字架なのだからもう許すという懐の深さを持つことはできないものなのだろうか。
一度の失敗をどこまで追い込んで何を求めるのかわかりませんが、失敗したからこそ、これから先は信頼できると思うのは間違いでしょうか?政治であれ芸能界であれ、それなりの地位を確立した人たちだからこその後悔の念を信頼に転換するための努力は惜しまないと思うのです。
3歳児がガン飛ばしたからと殴り殺すような鬼畜などの犯罪者は別として、一度の過ちで過去行ってきたことをすべて否定する行為はいろいろな意味で自分たちも損するのではないでしょうか。
是非復活の機会を与えられる優しさをもてる日本人でありたい。
政治と金も再犯率高そうだけどねヽ(;´Д`)ノ
「許す気持ちを持ちたい」心底そう思う今日この頃・・・
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