森の番人となるために

森の番人
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今月に入って時間経過が加速度を上げたような気がするBENです。

寒くなってきましたね。お身体ご自愛ください。

なんて、人のことをいう前に自分の体調管理をもっとしっかりしないとヤバい。

さっきも突然、左胸に痛みが走ると同時に、首筋から頭頂部にかけて重い鈍痛が襲ってきてちょっと寝ていた。

も~中年の肉体崩御である。シャレにならない。

今日も一日バタバタしていて、週明けにやりたかった事の半分も達成できていない。マジでいかんですよ。

しかし、そんな老体でも、一昨日の土曜日に新しいスキルを身に着けることができた。

そのスキルとは「第一種狩猟免許取得」である。

そう、散弾銃などを使用しての狩りを行うための資格取得試験だ。

別途必要となる銃刀法に基づく猟銃の所持許可は先日取得しているが、散弾銃を購入する前に狩猟免許をとっておくべきと判断したのだ。

このあたり、まったくの素人だったので知らなかったのだが、銃器の所持と狩猟免許の取得は管轄が違う。ちゃんと調べるとその意味もわかるのだが、通常の生活では知る必要のない知識という事もあり十把一絡げとして考えている人は多いだろう。

私が狩猟免許を取得しようと考えた最初のきっかけが害獣被害の問題に頭を抱えている農家の知り合いがいて、最近ハンターも高齢化が進み数が減っていると聞いたからであった。

狩猟免許のテキストの最初に「ハンターは森の番人としての自覚を持つこと」と書いてある。

「森の番人」ふむ、身が引き締まる思いだ

個人的には動物の殺傷を好き好んでやりたいわけではなく、妻からも「大丈夫?あなたにできるの?」と心配された。妻曰く「あなたの行動を見る限り、どんな小さな生き物にも命の尊厳をもっているような気がする」らしい。自覚があまりないのだが、人から見ると感じるものも違うらしい。

確かに不安がないわけではない。害獣と書くと聞こえは悪いが、クマやイノシシ、鹿、サルやタヌキなどだ。

どれも人間都合での害獣であり、彼らには悪意があるわけではない。むしろ人里に降りてくる場合は切羽詰まっている場合も多いのではないか。

根幹を突き詰めれば、自然破壊をしている人間のエゴが、生態系を破壊していると言えなくもない。

その中で、畑の野菜や果物を食い漁るから退治するという考えはいささか人間の一方的な都合で、その理由から殺傷することに躊躇する気持ちがあることは確かだ。

しかし、実際に荒らされた畑や、荒らされることにより農業を生業としている人の生活が脅かされるのもまた避けるべき現実でもあるのだ。

そんな葛藤を抱きつつ、ただ考えているだけでは何の結論もでないので、まずは狩猟をする資格を持ち、その現場にて判断しようと思ったのだ。

しかし、大きな誤算があった。

それは思いのほかお金がかかるのだ。また、これから猟銃を買うとなると警察の身辺調査が入る。後ろ暗いことはないが、やはり心地の良いものではない。

賽はすでに投げられたので、いけるところまでは行ってみようと思う。

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一度きりの人生、可能な限り自分の好きな事や夢を実現して楽しい毎日を過ごしたいと考えている「ミレニアム・ファルコン」をこよなく愛す中年です。