昔「北の国から」を観ていた時、田中邦衛さん演じる五郎の股の部分に尿漏れの染みができてるシーンがあった。
当時、若かった私は「なんでおしっこ漏れてるんだろう?」と訝しく思ったものだ。
それから数十年、中年になった私はトイレ後の尿漏れに恐怖する立場になった。
しっかり出し切ったつもりなのに、ズボンに息子をしまうと「タラ~」と漏れてくる。
少量ならまだしも、時にはありえない量が出てきてパンツを抜けて太もも、足先まで垂れてきた時などは恐怖に近い。
大体漏れてきたと感じた時はすでに放出が始まっているため、もう一度チャックを開けて、なんて事はやってられない。
私は水分を多く摂取するため、トイレに行く頻度も多く、へたすると1時間に1回はトイレに行くので深刻な悩みとなっていた。
そんな悩みを解決する方法が見つかった。
それは「放尿後、しまう前に会陰を下から上に向けて押す」というものだ。会陰とは俗に「蟻の門渡り」と言われる、タマと肛門の間の部分だ。
放尿後に、指で会陰部分を押し上げるようにすると「チョロチョロ」と尿道に残っていたおしっこが出てくるのだ。
この行為を志村けんの変なおじさんの決まり文句「アイーン」と「会陰」をかけて「エイーン行動」と呼ぶ事にする。
このエイーン行動、個室で用を足すときはベルトをはずし、ズボンを下ろして直接押せばいいのだが、男子トイレの小便器で、隣に放尿行為をしている人の目がある場合、どのようにエイーン行動を行えばいいのか?
安心してください。ちゃんと対応策はありますよ。
方法は簡単だ。
通常、放尿後に息子をつまんでいる指を振って残尿を切ると思う。
だが、エイーン行動を誤魔化すには、指先だけでなく身体全体でおしっこを切ってる風を装い、膝の屈伸を使い、身体全体で尿を切っているように見せかけ、足を伸ばした時にさっと会陰を押すのだ。馴れてくれば大丈夫、ズボンの上からでも的確に会陰を押す事ができるようになる。
相乗効果として、「あの人、もしかしてデカすぎて手だけじゃ切れないのか?」と嫉妬と羨望を受けるかもしれない!
ただ、急いでいる時などエイーン行動をし忘れると「チョロチョロ」出てくる。忘れたころにやってくる災害と同じだ。
この症状、どうやら老化による筋力低下によるものらしい。また、身体の構造上、この悩みを持つのは男性のみらしい。
しかし場所が場所だけにどう鍛えればいいのか少し調べる事にしよう.
とりあえず今は「エイーン行動」で尿漏れ回避だ!!