最近のSF映画はCGを駆使して映像的には素晴らしいです。
都市一つをCGで作りだすことができるのでスケールも超特大です。
アベンジャーズやトランスフォーマーなんてアクションシーンでCG使いまくりで何やってるかわかんない部分がありました。
でもあの実写との違和感のない見事な融合はCGだからこそですね。
CG映像大好き人間のわたしにはたまらない映像です。
でも、CGが無いころの特撮映像も同じぐらい好きだったりします。
SWのAT-AT やAT-STのコマ撮りは今見ても圧巻です。
それ以上に登場するメカはすべて現物を作っているというのがすごいです。
デザインを現実に作り出すための知恵と創造力と努力に映画に対する愛情を感じます。
そしてそのすごさを実感させてくれるのがこの本。
Sculpting a Galaxy
豊富な画像でスターウォーズの世界を作り出している模型達を紹介してくれています。
愛しのミレニアム・ファルコンも当然載ってます。
そのほか多くのメカの写真と、その制作にまつわるエピソードや苦労話が書いてあります。
大きな写真で様々な角度から紹介されている実際に映画に使われたメカたちをただ眺めるだけで幸せな気分になります。
自分たちが作りだしたものが映像になって皆に夢を与えてくれるなんてなんて素晴らしい仕事なんだろう。
今もすべてがCGではなく、実際にはミニチュアモデルやシーンによっては実物大のモデルを作っているようです。
しかし、すべてをアナログのモデルやガラスペインティングで行っていた時代は今にはないアイデアがあったように感じます。それがこの一冊に凝縮されています。
その昔、プラモデルのディテールがいまいちで自分でビルドアップしてた頃にこの本があったらどんなに役に立っただろう。
なんてことを考えながらこの本を観ている時間は至福です。
ちょっと値は張りますが、永久保存版の一冊ですね。
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