結局発熱で2日間ほとんど布団で過ごしてしまった。
後半は多分風邪ではなく寝すぎのための頭痛が出るほど良く寝た。
こんなことは逆にあまりないので時間を有効活用するため本を読むことにした。
選択したのは「アイアムアヒーロー」好きな漫画のひとつ。
現在出ているのは20巻。すべて持っているけど全巻通して一気に読んだことはなかった。
今度映画を観に行く予定なので事前に原作を再確認するのも悪くないと枕元に並べて読み始めた。
この「アイアムアヒーロー」の主人公、鈴木英雄は妄想や独り言の癖があり、中途半端に真面目で融通が利かないという人間。
どちらかというと「うざい」と言われるタイプなのだが、ストーリーが進むにつれカッコよく?なっていくのがわたしを始め世の中をうまく渡れない人たちの心を掴んだのかもしれない。
当然ストーリーは最高に面白いし怖い。
しかし、こうして一気に通して読むと新しい巻が出た時に一つ前の巻だけ読み直してつながりを確認するという読み方では気が付かなかった布石が要所要所に打ってあることに気が付いて新鮮な喜びがある。
「ワンピース」や「ナルト」もそうだが、最初読んだ時は読み過ごしている小さな一コマやセリフのシーンが、実は後々の布石になっているという事がある。
これってすごい事だとつくづく尊敬してしまう。
「アイアムアヒーロー」は来栖編辺りから「あれ?」と思っていたが、通して読むとしっかり繋がっている。
しかし、これをどう2時間にまとめてどのように映像化したのか大変興味深い。
映画の評価はかなり良さそうなので楽しみだ。
まぁ今回の配役もはまり役だしね。
しかし、大泉洋、有森架純、長澤まさみという配役で原作にある、おもらしや濡れ場のシーンはあるんだろうか?
原作の方はまだ続いているので映画は映画用のストーリー展開だと思うのでその辺はやっぱりカットかな?。
漫画原作で実写になって酷評された映画は数多くあるが、多大な期待をするから否定になるわけで原作は原作、映画は映画と切り分けて考えればそれほど酷い映画もないんじゃないだろうか。
あ・・・実写の「キャシャーン」はわたしの中では駄作だな。あとハリウッドの「北斗の拳」と「ドラゴンボール」、この二つは原作をも汚すつもりなのかと言いたくなった映画だった・・・
あれ?結構あるな(^_^;)
とりあえず「アイアムアヒーロー」には期待してます。
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