最近、日本人が怒りで満ちていると感じる理由

怒れる人
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日本はどうしてしまったんだろう。

「一億総活躍社会」じゃなくて「一億総ストレス社会」なんじゃなかろか。

何故かって?だって他人に対して余裕が無く、許すことができなくなってしまっているから。

振り上げた拳を相手が壊れるまで振り下ろすような風潮があるのを最近すごく感じる。

これはネットが急速に普及して「顔を知らない赤の他人」に対し「顔を隠してフラストレーションを発散する」ことが可能になったことが大きいのかもしれない。

最悪なのは匿名でのネット書込み。

ブログのコメントやツイッターの書き込みに対して辛辣な暴言や、容赦ない言葉で相手を追い詰める攻撃をする人達は、リアル世界では「いい人」や「気が弱い」と言われてる人が多いんじゃないだろうか。

何故かといえば、リアル世界で他人を攻撃できる人は、その時点でフラストレーションを発散しているので匿名で攻撃する必要がないし、自己顕示欲が強いからあえてSNSなどの実名で他人を攻撃できる。

しかし、「いい人」や「気が弱い人」は実名であからさまに何かを攻撃することはできない。だって誰が読んでいていつリアル世界にそれを持ち込まれるかわからない所で自分の本音なんて言えるわけないから。誰かを攻撃するなら尚更だ。

弱い人は自分が攻撃対象になりえる行動を極端に嫌う。

そこで出てくるのが匿名書き込み、犯罪に繋がるような書き込みでなければ警察も介入してこないし個人を特定される事は現在はほとんどない。(実際には海外サバ経由でクシを何本か刺したりしなければ簡単に本人特定される)

匿名という防具を身にまとい自分が誰かを相手に隠し、言葉という武器で自分の内にある妬みや嫉み、リアル世界で受けた自分への屈辱や暴力などをネット上でターゲットにした人に対してぶつける事でストレス発散しているんだと思う。

犯罪に対してはわからなくもないけど、何でもかんでもケチをつけて攻撃する人が増えたような気がする。

火のない所に煙をたててアクセス稼ぐとか意味わからない。

俗にいう便所の書込み以下の根も葉もない情報を垂れ流しアクセスを稼ぐという手法を使う人もいると聞いて驚いた。

どうしてなんだろう?自分の想像力に酔っているのか?

それをする事でされた相手がどれだけ傷つくかわからないのか?逆にわかっていてワザとやっているのか?

でもそういうゴシップを楽しんでいる人、読んで信じてしまう人が多いのもまた事実。

怖い世の中である。

匿名は攻撃性を増す効果がある。

2チャンネルの高齢化が深刻だそうだ。

私は2チャンネルをあまり見たことがないが、私と同年代のプログラマーはどっぷりはまっていた。そいつはリアル世界では何にたいしても「でも、だって」と否定的で現状を変えることを極端に嫌っていた。

しかし対案を要望すると「そんな立場にないから」とか「それを考えるのが○○でしょ」とか言って自分の考えを出すことを嫌っていた。

これは単に対案が無いだけでなく、自分の案を出すことで自分が攻撃対象になることを避ける卑怯な思考だったりする。

その上、自分の考えが絶対だと思っていて正論として主張する上、人の話を理解する努力をしないので話が平行線で終わることが多い。

あ、結局こういう人がネット上のクレーマーだったりするんだ(^_^;)

怒りというより病んでるんだな。日本。

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怒れる人

2 件のコメント

  • こんばんは。
    激しく同意します!
    何年もHPを構えていると、「見ず知らずの名無しの権兵衛になんでこんな事を書き込まれなきゃいけないの?」と感じる事があります。
    腹立たしいですよね、病んでる人達って。
    そう言いつつもこの場でHNを使い、本名をさらけ出すツイッターには手を出さないでいるような僕はズルいでしょうか。

    • taraさん、こんにちは。
      匿名で誹謗中傷する人にかけているのはモラルです。
      ネットでは「匿名」というのは必要だと思ってます。匿名だからこそ自分の本音を言えるし、リアルの悩みを吐き出せたり深刻な問題を抱えている人は他人に相談することができます。それによって助かる人も少なからずいるでしょう。なので否定するものではなく有効に使うべきものだと思います。
      それと匿名を利用して人を攻撃するのとは全く意味が違います。それが残念ですよね。
      あと、FBなどのSNSは本名だしリアルの人とも繋がるので、リア充自慢の場に感じます。なんか嘘っぽく感じるときもあるしネガティブな発言はなんとなくタブーだし、どこでどう繋がるかわからないから下手なことも発信できない、みんなどこまで本音で話してるんだか知りませんが結構窮屈ですよね(^_^;)

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    一度きりの人生、可能な限り自分の好きな事や夢を実現して楽しい毎日を過ごしたいと考えている「ミレニアム・ファルコン」をこよなく愛す中年です。