弱虫ペダルという漫画がある。舞台化やアニメ化もされ、コンビニコラボなどもして最近大人気だ。
実際、私もずっと愛読していた。
だが、26巻ぐらいまでで読むのが止まってしまった。
理由は「ありえね~」と思ってしまったから(^_^;)
これは、ヘタレな私の実力と比べると言う間違った視点なのだろうが、ロードバイクで何かのトラブルで前走者との距離が開いてしまった場合、実力差がない限り追いつくのは難しい。実力が僅差であれば尚更だ。
でも弱虫ペダルでは追いついてしまうのである。
ウサギと亀のごとく、先行している人が力を抜いているならまだしも、レースなどでほぼ全力で走っている選手に追いつく?
ドラマティックにする演出としてはわかるのだが、どうしても現実とのギャップに違和感を感じてしまい、読めなくなってしまった。
漫画としてはとても面白いので、もう少し時間をおくと読み返したくなるような気はするが・・・
そんな時、見つけたのが「のりりん」である。
作者の鬼頭莫宏氏は「なるたる」や「ぼくらの」という作品が好きで愛読しているが、「のりりん」は店頭で見た事はあっても、なぜかスルーしていた。
30歳以上のロードバイカーにお勧め!
先日、古本屋で1巻を見つけ、パラパラと流し読みした時「あれ?面白い」というのと、ロードバイクに乗り始めたばかりの時に感じた「走る楽しさ」の感覚が蘇ってきた。
早速、昨日全巻大人買いして、一気に4巻まで読んでしまった。
面白い。というか、色々リアルな発見や気づきがある。すばらしい。
今週末には紅葉を観に乗鞍にヒルクライムに行こうかなと思い立った本日なのだった。
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